平成18年 盂蘭盆会施餓鬼法要

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 毎年海の日に行われる盂蘭盆会施餓鬼法要が7月17日に奉行されました。

 お盆は、日本人にとって正月と並ぶ大きな行事です。日本中の人々が、先祖や父母あるいは縁ある人のことを思い出して、精霊を感謝の気持ちで家庭に迎え、供物をそなえて供養します。
お盆は本来「盂蘭盆(うらぼん)」といい、逆さにつるされるような苦しみという意味のウランバナというインドの言葉の音訳であるといわれています。

以前は旧暦七月に行われたのですが、新暦の七月に行われるところ、一ヶ月遅れの八月に行われるところもできました。その期日は十三日から十六日までがもっとも一般的です。
十三日の夕方に墓所や自宅門口で迎え火をたき、ご先祖様を家まで案内します。たくものは地方により、おがら、芋がら、麦わら、松明が使われ、各家々の菩提寺から僧侶がきて供養の読経が行われます。
盆の終わりの十六日には精霊送りが行われ、精霊棚の供物一切を蓮の葉に包んだり、わらで編んだ容器に入れて海や川に流します。夕方に送り火を門口でたいてお盆は終わります。

日蓮聖人は御遺文の中で
「我が頭(こうべ)は父母の頭(こうべ)
 我が足は父母の足
 我が十指は父母の十指
 我が口は父母の口なり
 譬えば種子(たね)と果子(このみ)と、身と影の如し」
と説かれております。

今ここにある自分の身は父母からの贈り物であり、先祖代々脈々と続く命の伝承であります。先祖を敬う事は周り巡って自分を大切にする事なのです。

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